酒とITの日々

「企業のIT活用」にまつわる話題やお酒、山城の話など

WinActorをはじめる

WinActor

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■RPAとは 
RPAという言葉をよく聞くようになりました。 

RPAとはロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略です。「工場の自動生産の話か」と思う方も多いでしょうが全く違い、「オフィス、つまりホワイトカラーの職場へのロボット導入」のことを指します。 

月に1回行うルーチンワークならエクセルにマクロという機能があり、一連の動作を記録し登録しておけば翌月からはマクロを実行するだけで、このルーチンワークを自動で行ってくれます。RPAは、これを高度化したものでエクセルだけでなく複数のアプリを動かしてルーチンワークをこなせます。事務職に限れば、AIよりもRPAの方が脅威になります。 

■WinActorの講座 
RPAツールの一つにWinActorがあるんですが、フル機能版の年間ライセンス料が908,000円で、おいそれと手が出ません。先日、Gacco(日本版MOOCで大学教授をはじめとした一流講師陣による無料のオンライン講座)を見ていたらWinActorの講座がありました。 

Gaccoでは珍しく有料講座になっていて2万円でWinActorが1ケ月使えます。さっそく申し込んで、まずは基礎編にトライしていますが、シナリオを作るのはけっこう難しくScratchのような簡単なものではなく基本情報処理試験レベルの初歩的なプログラミング技術が必要ですね。 

事務職をRPAで置き換えるのは、もう少し先ですかねえ。

COBOLに罪はない

今朝(8/12)の日経新聞・朝刊に載っていたのが「COBOLに罪はない」という記事。懐かしいなあ。昔、よくCOBOLでプログラミングしていました。COBOLが登場したのは1959年、今年還暦を迎える言語です。そうそう基本情報技術者試験のプログラミング試験からCOBOLがなくなり、Pythonになるそうです。

COBOLといっても業界の人間しか知りませんので、昔、リクナビNEXTの「エンジニア専門用語・該当実験室」で、「コボルって何?」と聞かれた渋谷の女子高生の回答は「蛇の名前」、「雑誌の名前」でした。ちなみに女子大生の回答は「メキシコの食べ物」です。

このCOBOLですが、まだまだ現役で、統計不正で問題となった厚労省の毎月勤労統計システムがCOBOLで書かれていた記事を見て唖然とした覚えがあります。日本のITシステムが刷新できない理由の一つがレガシーシステムの存在。システムの多くがCOBOLで書かれておりブラックボックス化しているため手を付けられない状況になっています。

放置してきたのが情報戦略を主導できないトップの存在。セブンペイの記者会見を見ても、基本的なセキュリティが分かっていない経営者が登場していましたが、あれが現状です。

このCOBOL作成に関わった女性が、グレース・ホッパーという女性で実はバグという言葉の生みの親です。というわけで詳しくは「バグは本当に虫だった」をどうぞ!

バグは本当に虫だった

 

 

キャッシュレス・消費者還元事業

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キャッシュレス

消費税アップにあわせてキャッシュレスもすすめようと政府が取り組んでいるのはキャッシュレス・消費者還元事業。

クレジットカードや何とかペイで支払うと最大5%が還元される制度です。消費税アップ分よりもお得になるんですが加盟店は決済会社を通じて事前に申込をしておかないといけません。10月に間に合わせるために7月中には申込してと政府は言っているんですが登録申請したのはたった10万店。日本全国には数百万もの小売店などがあるはずですが、全然、浸透していませんね。

知り合いの企業などには「登録申請した?」と聞いているんですが、決済会社が参加していないケースがありました。理由は政府のシステム16桁のPAN(カード会員番号)を送る必要があり、セキュリティ的に問題があると判断したとのことです。「ほんまかいな?」とキャッシュレスの資料を見ていると確かにPANを送る流れになっていますね。あらあら。

第18回 RedBall

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一年に1回開催されるAll Aboutのガイドの集まりRedBallです。All Aboutの「o」が赤玉なんで、RedBallという名前になっています。昔はRedBallカクテルも作られていました。
RedBallにはよく参加していますが、もう18回目になるんですねえ。All Aboutにはカブトムシやレースクィーンなど、けっこう変わったガイドもいて、いろいろな人と知り合いになれます。
第一部は、まじめなお話と表彰式。司会はなんと日テレの豊田アナウンサーでした。All Aboutが日テレと資本業務提携したので、その一環なんだそうです。第二部はいつものように立食形式の懇親会。ただ乾杯がはじまるまでイベントやいろいろあったので、皆で先に飲んでいました(笑)。
 新入社員が18名入ったそうで、新人という腕章を巻いていました。考えてみたら新入社員が生まれてすぐぐらいにAll Aboutがスタートして、私もガイドを始めたので、そら歳をとるはずです(笑)。

改正された消費者契約法が6月15日から施行

コーディネータの水谷です。

消費者契約法の一部を改正する法律が可決され、いよいよ6月15日(土)から施行されます。BtoC(一般顧客向けのビジネス)をしていると契約書や約款などの見直しが必要ですので今から準備が必要です。

一部を紹介すると
■契約時の内容説明努力義務を明確化(第3条1項)
事業者が、契約内容を消費者にとってわかりやすくし、かつ必要な情報を提供すべきとする努力義務が新設されました。
〇〇〇、△△△ → 〇〇〇かつ△△△ などしっかり明示

■契約が無効となる不当条項の追加(第8条1項、第8条の3)
事業者が自分の責任を自ら決める条項は無効になります
・当社が過失のあることを認めた場合に限り、当社は損害賠償責任を負うものとします。
・当社が損害賠償責任を負う場合、その額の上限は10万円とします。ただし、当社に故意又は重過失があると当社が認めたときは、全額を賠償します。
といった条項は無効になります。

→ 消費者契約法

概要のリーフレット「不当な契約は無効です!-早分かり!消費者契約法ー」が分かりやすいです。

令和対応のWindows Update

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Windwos10を使っていますがゴールデンウィーク中にWindows Updateが走ったのでおかしいなと思ったら更新プログラム「KB4495667」が5/4にインストールされていました。本来の月例アップデートは「毎月第二水曜はアップデートの日」なんで5/15なんですが、イレギュラーなUpdateです。

もしやと思ってエクセルを立ち上げたら、きちんと令和が表示されました。新元号対応の更新プログラムだったんですねえ。

BtoB企業のマーケ担当者が順守すべき法律

BtoB企業のマーケ担当者が順守すべき法律

BtoB企業のマーケ担当者が順守すべき法律

ワンマーケティングのBtoBマーケティングに連載しているんですが最新版が公開されました。 

BtoB(企業間取引)では法律に注意しなければなりません。“そんな法律があったとは知らなかった”では済まされないこともありますし、下手をすれば賠償や法的措置に発展し会社に対する信用が失われることになります。 

ということで 
下請法(下請代金支払遅延等防止法) 
知財(商標) 
不正競争防止法 
著作権 
景品表示法 
消費税法 
について紹介しています。 

www.onemarketing.jp